ヘルシーサンドイッチでランチタイム
最近ではたくさんの種類のおいしいパンがお店に並んでいます。また天然酵母や国産小麦粉の情報が浸透してきたため、家庭でもパン作りに挑戦できるようになりました。
もともと日本の元祖サンドイッチは、食パンの耳を落とした白いパンに、タマゴやハム、ツナなどの具材をはさんだ「三角サンド」。形も味もお馴染みですね。たまにはこのスタンダードなタイプから離れ、ひと手間かけてカフェのメニューのようなオシャレなサンドイッチを作ってみませんか。ここに紹介するサンドイッチ具材は、お惣菜としてもアレンジでき、栄養バランスも整ったものばかり。お肉もいっさい使っていないので、からだにやさしく、野菜もたっぷりとれるヘルシーサンドです。お弁当としてだけでなく、ホームパーティのメニューや、ワインのお供にもよくあいます。
サンドイッチを持っていく場合は、なるべくラップで包んだりプラスティック製の容器には入れないでください。パンの呼吸をさまたげ、食感を損ないます。紙ナプキンで包んだり、天然素材のかごに入れたほうが、よりおいしくサンドイッチが食べられます。
Recipe 1ラタトゥイユのサンド
ラタトゥイユ（野菜のトマトハ−ブ煮込み）をはさんだサンドイッチ。パンにはさまずにそのままおかずにしても、パスタ料理に使ってもいいですね。
材料
トマト・・・２個
ナス・・・中１本
ズッキーニ・・・１本
パプリカ・・・１個
タマネギ・・・中１個
黒オリーヴ・・・６〜７個
オリーブオイル・・・大さじ２
ニンニク（みじん切り）・・・１片
タイム（みじん切り）・・・小さじ１
塩、コショウ・・・少々
下準備
- トマトを湯むきして乱切りにする。
- ナスを２ｃｍの輪切りにし、水にさらしてアク抜きする。
- ズッキーニを２ｃｍの輪切りにする。
- パプリカとタマネギはひと口大の乱切りにする。
作り方
- 鍋にオリーブオイルを温めニンニクを炒める。タマネギ、ズッキーニ、ナス、パプリカを炒める。
- タイム、黒オリーブ、トマトを加え、塩コショウで味を調えながら混ぜ、フタをして弱火で蒸し煮にする。
- 野菜がやわらかくなったら火を止め、強火にして水分がひくまで煮込む。
Recipe 2スカンジナビアン・サンド
ジャガイモ×アンチョビの組み合わせ。 ワインにもよく合います。通常、牛乳や動物性クリームを使用してソースを作りますが、豆乳や植物性クリームを使用し、ベジタリアン・サンドを目指したレシピです。
材料
ジャガイモ・・・中２個
アンチョビ・・・４〜５枚
タマネギ（みじん切り）（またはエシャレット） ・・・３０ｇ
豆乳・・・８０ｃｃ
オリーブオイル・・・大さじ２（または植物性クリーム１００ｃｃ）
パプリカ（乾燥粉末）・・・小さじ１/４
パセリ（みじん切り）・・・大さじ１
塩、コショウ・・・少々
下準備
- ジャガイモを茹でて薄目にスライスする。
- アンチョビを小さく切る。
作り方
- 豆乳とオリーブオイルを合わせ、タマネギ（またはエシャレット）、ジャガイモ、アンチョビを加え静かに混ぜる。
- 塩コショウで味を調え、パプリカ、パセリをふり、パンにはさむ。
