夏に収穫した紅花を発酵、天日乾燥し、厳冬期に稲藁の灰汁や烏梅などで染料を抽出。それを羽二重でこして器に塗りつけるという大変な手間をかけて作られています。
紅皿の使用方法
紅花から作られる「紅皿」の赤い色素は、水に溶ける性質を持っています。
筆の先を軽く濡らし、筆先を紅皿に軽くつけて唇に塗ってください。
筆に使う水の加減で濃淡を作ることができ、青味がかったピンク、ローズ、真紅と様々な色が楽しめます。
ほんのわずかな量でかなり紅く発色するので、微量ずつお使いください。
紅皿ひとつで約半年から1年使うことができます。紅花を塗って少し乾いたあと、椿油などの植物オイルを重ねて使うとグロスのようにつややかになり、色も落ちにくくもなります。
商品番号:1801
※2024年3月、価格が変更になりました。
サイズ:直径6cm、深さ3cm
全成分:紅花
紅花染新田について
山形県米沢市にある『紅花染新田』は、昔ながらの紅花染めや紅皿を後世に残そうと、たゆまぬ努力を続けています。7月のはじめに咲きはじめる紅花は、朝露が残る早朝に摘み取られます。紅花30~40輪でやっとひとつ作られる「花餅」は、大変な工程を経てやっと得られる貴重な原料。この花餅から紅を作る作業が行われるのは、1年の中でも最も寒い1月の半ば。ただただ美しい色を出すために、真冬を選んで作業するのです。厳しい作業の中でできあがった紅はかつて「紅一匁、金一匁」といわれるほど高価なものでした。とくに新田克比古さんの所で作られる紅皿は、紅を幾度も重ね、緑がかった金色に光ります。何度見ても夢のような、不思議に光る玉虫色の紅皿は、自然の美しさと植物の力強さを彷彿とさせてくれます。
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■ 商品レビュー
おすすめ度 |
ティハニー様 |
2024-04-16 |
すごく贅沢な気分が味わえます!!!
毎日ヘビロテで使用するには、使いにくいけど、ここぞという場面では使いたい^^
しかし、紅をさしたあとの食事はおすすめしませんが、一つ持っているだけで、自分が幸せになる。 |