昔から愛されてきた天花粉をファンデーションにしました
天花粉とは、黄カラスウリの根からとれる粉です。
日本では、昔から赤ちゃんの肌を守るパウダーとして愛用されてきました。
しかし黄カラスウリは絶滅に瀕し、しだいに姿を消していく中、山形県庄内町の山澤清さんが復活に取り組みました。何年もかけて黄カラスウリの栽培をし続け、ようやく天花粉を作ることができました。
このファンデーションにも、その希少な山澤さんの天花粉が配合されています。
昔は赤ちゃんに使用していた天花粉。そんな天花粉には肌を整え、肌を保護してくれる働きがあります。
肌の弱い方も安心して使えます。
ムースのような軽いつけ心地
クリーミーでなめらかな使用感、ムースのように軽いつけ心地のクリームファンデーションです。
シルクパウダーを配合することによってナチュラルなツヤ肌に仕上げます。
天然カラークレイによる自然な色合い。ほんのり花の香りです。
うすはだ色、うすもも色の2色。
うすはだ色はオークル系の肌色の方に、うすもも色は明るめの肌色の方におすすめです。
商品番号:804399-01、804399-02、804399-03、804399-04
バリエーション | 価格 | 在庫 | 購入 |
うすはだ 20g | 5,060円 (税込) | ○ | |
≪メール便対応≫うすはだ ミニ3g | 715円 (税込) | × | |
うすもも 20g | 5,060円 (税込) | ○ | |
≪メール便対応≫うすもも ミニ3g | 715円 (税込) | ○ | |
※2024年8月、価格が変更になりました。
商品番号:
804399-01(うすはだ 20g)
804399-02(うすはだ ミニ3g)
804399-03(うすもも 20g)
804399-04(うすもも ミニ3g)
バリエーション:
うすはだ 20g
|
うすはだ ミニ3g
|
うすもも 20g
|
うすもも ミニ3g
|
※「うすはだ ミニ3g」「うすもも ミニ3g」につきましては、メール便のご利用が可能ですが、ご注文時及び自動返信メールでは普通便の料金が表示されます。
「発送方法変更のお知らせ」のメールにて、メール便料金に変更させていただきます。
ただし、代引きでのお支払い、お届け日時を希望された場合は、普通便の配送となりますのでご注意ください。
メール便の場合
ネコポスで発送します。≪メール便対応≫と記載のある商品でも
複数個のご注文の場合は、通常配送に変更させていただきます。
▼メール便の料金
全国一律:185円(税込)
▼メール便の注意事項
・お届け先の郵便受けに投函するお届け方法です。
・ご不在でもお受け取り可能ですが、商品の保障は致しかねます。
・メール便を選択した場合は、お届け希望日時は指定できません。
・通常配送よりもお時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
・代金引換でのお支払いの場合はご利用いただけません。
・郵便受けにお名前が書かれていない場合は、配送できない場合がありますので、メール便を希望される方は、必ずお名前の記載をお願いします。
使用方法:はじめは控えめに、重ねてつけるとナチュラルな仕上がりになります。
※マット感が欲しい方はなめらかファンデの上に別売りの「ふんわりおこな」をのせていただくのがおすすめです。
全成分:ホホバ油、ミツロウ、コーンスターチ、黄カラスウリ根末、二酸化チタン、天然カラークレイ、シルクパウダー、ローズ油、イランイラン油、ゼラニウム油、ネロリ油、ティーツリー油
使用目安:20g 毎日使用約2~3ヶ月、ミニ3g 2~3回
使用期限:開封前/2年 開封後/6ヶ月
保管方法:高温多湿を避け常温で保管
黄カラスウリ再生プロジェクト
農薬散布で絶滅の危機にあった黄カラスウリを復活
貴重な黄カラスウリの実。
黄カラスウリは、厳しい東北の寒さの中で働く女性たちが、スキンケア素材として使ってきたものです。黄カラスウリの実には、肌の修復や乾燥肌の改善をする働きがあり、手荒れのケアに効果があります。さらに黄カラスウリの根は、天然成分のベビーパウダーである「天花粉」として使われてきました。
しかし、戦後、農薬の使用が当たり前になり、生態系が壊れていってしまいました。
黄カラスウリは夜に花が咲くので、夜に受粉しなければならず、そのためにスズメガといわれる蛾が必要なのです。しかし農薬散布によって、黄カラスウリの受粉の役割を果たしていたスズメガの幼虫がいなくなってしまったのです。
しだいに黄カラスウリは減っていき、ほぼ絶滅に向かっていました。
そんな黄カラスウリを「もう一度、蘇らせたい」とたった一人で再生プロジェクトを開始した人がいました。それが山形県庄内町の山澤清さんです。
山澤さんの再生プロジェクトは、庭で黄カラスウリを7本のみ栽培していた農家からタネを分けてもらうことから始まりました。黄カラスウリは、タネから育ててきちんとできるまでには最低4~5年はかかるといわれます。
もう一度、生き物が安心して生きられる大地を
山澤清さん、ハーブ園にて。
もともと山澤さんは大型農業技術エンジニアとして農薬散布を指導する仕事に関わっていましたが、農薬による生態系の崩壊を目の当たりにしました。
「気がついたら、子供のころ、一緒に遊んでいた虫たちがみんな、いなくなっていた。
農業技術エンジンニアは、最初のうちは僕の誇りだったけど、その仕事に疑問を持つようになった」。
さらに息子にはアトピー性皮膚炎発症があり、農地をもとに戻して、虫や動植物が生きられる安全な大地を蘇らせたいという気持ちからつのっていき、35年前に退職しました。
その後、山澤さんは徹底した環境保全型農業を目指して、オーガニックの上をいく「モアオーガニック」(more organic)農業を実践していきます。
山澤さんが運営する「株式会社ハーブ研究所」では、食用の鳩に抗生物質やワクチンを投与せず、畑で作った大豆やハーブを餌にし、その糞を畑の肥料として使っています。また育てる植物は、F1ではなく在来種のタネのみを選んでいます。
そんな徹底した「モアオーガニック」農業の一環として、「黄カラスウリ再生プロジェクト」も始めたものでした。
「黄カラスウリ再生プロジェクト」を始めて7年目、山澤さんは、ある感動的な光景に出会います。
蘇ったスズメガ。
それまで黄カラスウリの受粉は、山澤さん自らが手作業で行っていたのですが、なんとスズメガが現れたのです。絶滅したと思われていた蛾が、不思議なことに、黄カラスウリの再生とともに帰ってきたのです。
真夜中、黄カラスウリの蜜を吸うスズメガの姿は、山澤さんにとって、まさに「昔あったものをもう一度」という願いが一枚の絵になって蘇ったものでした。それは時空のすべてをつないでいる自然の神秘を目の当たりにした出来事でした。
2008年から一人で山澤さんが始めた「黄カラスウリ再生プロジェクト」。年々、種から苗を増やして、今や10万本を超える黄カラスウリを栽培しています。そして絶滅の危機から救った黄カラスウリは、日本のオーガニックコスメの貴重な原料として蘇ったのです。
Ondo(オンド)について
Ondo(オンド)は、(株)オードリーインターナショナルのブランドです。『ハーブ研究所スパール』の山澤清さんが土作りからこだわって丹精込めて育てたハーブを使用し、合成成分を使わず作ったスキンケアシリーズを展開。独自のオーガニック基準「山澤清モアオーガニック」を掲げてコスメづくりをしています。
●入荷予定一覧 (在庫切れの場合はこちらから入荷予定を確認できます。)