室内や衣類の防虫もオーガニックで
そろそろ虫が気になってくる季節。
室内や衣類の防虫に何を使っていますか?
市販の防虫剤には、虫に対して神経毒性のあるピレスロイド系の殺虫剤がよく使われています。
製造者は、小さな虫に効くように少量配合しているだけなので人体には害はないと言いますが、
実はとても危険です。
アレルギーやアトピー皮膚炎、喘息の原因になるほか、うつ病などを発症する可能性があります。
アレルギーや神経毒性になる、市販のピレスロイド系殺虫剤
「ピレスロイド」は石油精製過程で出てくる副産物「ナフサ」から作られた合成成分で、近年、農業用のピレスロイド系殺虫剤に、さらに家庭用の防虫剤にもよく使われるようになりました。
農業用にピレスロイド系殺虫剤が使われ始めてから、養蜂のミツバチの集団がいなくなる問題が浮上してきました。ピレスロイド系殺虫剤は、虫類の神経系に作用するので、ミツバチたちは方向感覚を失い、巣に戻れなくなってしまうのです。
それと同じものが、家庭の防虫剤として使われているなんてぞっとしませんか。
ピレスロイド系は、無臭なので、かなり高濃度になっても人は気づきません。これをタンスやクローゼットの防虫、お部屋の殺虫剤などとして、頻繁に家の中で使用しているということは、狭い密閉した場所で農薬を絶えずまき散らし、その揮発成分を吸っているということに!
その結果、原因不明の体調不良や、喘息などのアレルギーに悩まされることとなり、より深刻化すると、化学物質過敏症を発症することにもなります。
さらに「ピレスロイド」には、神経毒性作用もあるため、うつ病や精神不安定の原因にもなります。
たしかに防虫対策はできたけれど、自分や家族の健康や精神に問題が出てきたというのでは本末転倒です。
森をお手本にした自然の虫よけ 「フィトンα」
ぜひ防虫対策も安心安全なものでしましょう。
人体にとって安心安全な防虫成分を目指して開発されたのが「フィトンα」です。
緑の樹木が生い茂る森に足を踏み入れると、さわやかな空気、静かな雰囲気にホッとします。
森林浴効果が体をリフレッシュし、活力を養ってくれる。その活力の源がフィトンチッドです。
フィトンチッドとは、植物が健やかに生き延びるために作り出した様々な成分で、植物や微生物、昆虫、動物、人にいろいろな形で働きかけます。
植物に対しては、根から地中にフィトンチッドを出して、他の植物が自分の根の回りにはびこってくるのを防ぎ、自分のテリトリーを守る働きをします。
また害虫などにたいしては、葉や幹をかじられないように、害虫の嫌いなフィトンチッドを作って身を守ります。
この植物のフィトンチッドの働きに目をつけ、屋久島原生林の空気に含まれているフィトンチッドを科学的に分析して開発されたのが「フィトンα」です。
「フィトンα」は、30種類以上の植物の精油をブレンドして作られています。
30数種類以上の植物の精油をお互いの長所を消し合うことなくブレンドすることで、防虫・抗菌効果を実現。同時にリラックス・消臭効果も得られるようにしました。
つまり「フィトンα」は、人間には心地よいのに、虫にとっては苦手な環境を作り出してくれるのです。
「フィトンα」は、多くの植物がお互いにおぎなって、共生している森林そのものをお手本にすることから生まれた、天然の防虫剤です。
「フィトンα」を使った防虫剤
タンス用防虫剤
30数種類の精油ブレンド成分が衣服を虫害から守る。タンス用。
クローゼット用防虫剤
30数種類の精油ブレンド成分が衣服を虫害から守る。クローゼット用。
お部屋用防虫剤
虫が嫌う香りの植物で自然な防虫を
自然界には、虫が嫌う香りの植物があります。
<虫が嫌うハーブ>
レモングラス、ラベンダー、ローズマリー、ベルガモット、ニーム、ヒノキ、ヒバ、 スギ、月桃、ユーカリプタス、マリーゴールド、ティーツリー、ペパーミント、ゼラニウム
<虫が嫌うその他の植物>
クスノキ、ヒバ、スギ、ヒノキ、トウガラシ
これらの植物を蒸留して得られる精油などを組み合わせることによって、自然の成分だけで防虫ができます。
ただし、この植物の香りを抽出するのに、化学成分の溶剤を使っている場合があるので注意が必要です。一般に売られている自然成分100%という防虫剤でも、使用している植物が無農薬で育てられているか、精油が溶剤抽出かどうかなどの点を注意しましょう。
植物を使った防虫剤
ゼラニウム水は、虫除けにもなるボディローション
ハーバルウォーターのゼラニウム水は、人にとっては薔薇に似た甘い香りなのに、虫は苦手な香りです。これからの季節、ゼラニウム水をフェイスだけではなく、ボディローションとして使うことをおすすめします。
ゼラニウム水には、抗菌・抗ウィルス作用もあり、おまけに乾燥やエイジングケアにも適しています。
まさに今の状況にもピッタリのローションです。