植物の力でアフターサンケア
くすみのない肌で秋をむかえましょう！

夏の間、強い日差しや紫外線を浴び、肌はダメージをうけてくすみが気になってきます。

くすみのオーガニックケアとして、昔から愛用されている美容植物を活用するのがおすすめです。

夏の終わり、早めにしっかりお手入れすることで、くすみ、シミを予防しましょう。

夏の終わりの肌は何故くすむのでしょう？

日焼けによって肌が一時的に黒くなるのはメラニン色素が作られるからですが、健康な肌の場合、メラニン色素はターンオーバーによって排出され元の肌に戻ります。

肌がくすんで見えるのは、日差しや紫外線によって肌が乾燥することで肌のキメが乱れ、肌に凹凸ができ、くすんで見えてしまうのです。乾燥を放っておくとターンオーバーの機能が低下し、肌は更にくすんでしまいます。

日差しを浴びた肌は、放っておかずにしっかりスキンケアを。

「美白」をうたう化粧品には気をつけて

肌のくすみケアとして「美白」をうたうスキンケア商品も多く出ていますが注意してください。

出来てしまったシミは、すぐに取りたいと思いがちですが、即効性を求めるのは危険です。

即効性のあるシミ取りとして有名なのが、ハイドロキノンです。

皮膚科でも処方されるので、安心して使いがちですが副作用が強いので危険です。

ハイドロキノンは、もともとは写真の現像液として使われていた薬品で、現像していた人の手が白くなったことから最初は医療用のシミ抜きとして使われ始めました。そして2001年の規制緩和により、メーカー責任で化粧品に使用されるようになりました。しかし、副作用としては、「白斑」が有名です。濃度や使用期間など使用法によって肌の一部が白く色抜けしてしまいます。

皮膚を薬品でブリーチして白くするという発想自体が怖いですね。

またハイドロキノンは合成成分なのでたとえ白くなったとしても、肌は健康を失い結果的に老化を早めてしまいます。

くすみケアは昔から使われてきた美容植物で

植物は、様々な効能を持っている上に、長年使われ続けてきて安全が確かめられているので安心です。



「塗ったらすぐ白くなる」などの即効性はありませんが、毎日ケアすることによって、正常なターンオーバーを促し、しだいに健康な本来の明るい肌へと導いてくれます。 肌のくすみケアにおすすめ美容植物としては、 ドクダミ、カミツレ、ローズ、クラリセージ、ローズマリー、甘草、スイカズラ、ハトムギ、ワレモコウなどがあります。

これらの美容植物は、くすみだけでなく、ダメージを受けた肌に様々な働きかけをしてくれます。

例えばドクダミは日本の3大薬草の一つで、別名「十薬（じゅうやく）」と呼ばれ様々な効能があるとされています。フラボノイドが豊富に含まれ抗酸化力が高く、シミやソバカスを防いでくれます。

カミツレ（カモミール）は保湿効果が高いので乾燥した肌、荒れた肌におすすめ。かゆみも緩和してくれます。働きが穏やかなので、敏感肌の人にもおすすめです。

ローズは、女性ホルモンを活性化し気持ちを明るくしてくれます。乾燥と老化から肌を守り、ハリとつやを与え、ふっくらとした肌へと導いてくれます。

クラリセージは女性ホルモンの調整作用があり、過剰な皮脂分泌をおさえて肌のキメを整え毛穴を引き締めてくれます。更年期にありがちな肌荒れやくすみをケアしてくれ、エイジングケアにもおすすめです。

ローズマリーは、血行促進作用があり肌を健康にしてくれます。また抗酸化作用も高く細胞の老化から肌を守ってくれることから、「若返りのハーブ」とも言われています。

甘草には、油溶性のグラブリジンという成分が含まれています。これは天然の美白成分として効果があるといわれています。

くすみケアのためのおすすめ化粧品