超敏感肌の人のためのオーガニックケア

合成界面活性剤が肌を薄くする！

乾燥肌、敏感肌が悪化すると、超敏感肌になってしまいます。

超敏感肌の状態になると肌の赤みが増したり、かゆみが出たり、ひどくなると肌が粉をふいたようにカサカサになり、風が吹いても痛いほど過敏になってしまいます。

このひどい状態は肌バリアとなる角質層が完全に壊れ、その下の顆粒層がむき出しになった状態です。

健康な肌の表面は角質層におおわれています。これがいわゆる肌バリアです。

角質層は核がなくなった硬い細胞なので、外からの刺激をシャットアウトすることができます。

ところが、合成界面活性剤が配合された洗顔料で朝晩洗顔をし、合成界面活性剤配合のスキンケアコスメで毎日スキンケアをしていると、合成界面活性剤のたんぱく質変性作用によってこの角質層が徐々に溶かされてしまうのです。

洗顔料を洗い流すのに、なかなかヌルヌルが落ちないと感じませんか？　

化粧水をつけるとヌルヌルとしていませんか？

このヌルヌル感を保湿成分と勘違いしている人が多いと思いますが、これが合成界面活性剤です。

オーガニックケアで肌バリアを健康に

合成界面活性剤のたんぱく質変性作用により、徐々に肌バリアが壊れていくと、潤いがキープできずに乾燥肌になっていきます。

乾燥肌を修復するためのいろいろなコスメがでていますが、ほとんど合成界面活性剤が入っています。

そのため、さらに合成界面活性剤配合のコスメでスキンケアすることとなり、ついに肌バリアが壊れて、敏感肌、超敏感肌になっていきます。

肌が敏感すぎる、あるいは薄いと感じたら、まず合成界面活性剤が配合されたスキンケアをやめることです。そして合成界面活性剤フリーのオーガニックコスメを使うことをおすすめします。

肌は１か月程度でターンオーバーするので、しだいに肌に潤いが戻ります。

すでに超敏感肌になってしまった人も、すぐによくなることがないとしても、合成界面活性剤配合のコスメをやめ、気長にオーガニックケアを続ければ、肌はしだいによくなり、本来の健康な状態になっていきます。

超敏感肌の人のためのおすすめケア

超々敏感肌の人のおすすめケア

超々敏感肌とは、皮膚が薄くなって、風や寒さなど少しの刺激でもヒリヒリ感じてしまう、痛い、しみるなどの症状が出てしまっている肌です。赤みや炎症などの症状も出たりします。

このような状態の人は、まず次の３ステップのシンプルケアで様子をみましょう。

洗顔　⇒　ミルクタイプのクレンジング

肌にそっと塗り広げ、ぬるま湯で洗い落とし、柔らかいタオルでそっと水分を拭き取ります。

化粧水　⇒　へちま水100％の化粧水

へちま水は肌への刺激がほとんどない優しい化粧水です。洗顔後、そっと顔になじませます。

オイル　⇒　マカデミアナッツオイル、アーモンドオイル

いずれも肌に近いオイルとされ、肌への刺激が少ないオイルです。やさしく顔に伸ばし保湿します。

超敏感肌の人のおすすめケア

超敏感肌とは、肌にかさつき、かゆみが出てきた肌です。

超々敏感肌の状態が落ち着いてきたら、超敏感肌に移行するので、化粧水とオイルを修復力がある美容植物を配合したコスメにかえていきましょう。

洗顔　⇒　ミルクタイプのクレンジング

肌にそっと塗り広げ、ぬるま湯で洗い落として、柔らかいタイルでそっと水分を拭き取ります。

化粧水　⇒　カミツレ（カモミール）水

カミツレはかゆみや炎症を抑えます。

オイル　⇒　オーガニックベビーオイル

マカデミアナッツオイルと肌を健やかに保つ、肌に優しい植物エキスを配合しています。 そっと肌になじませ保湿します。