つらい花粉の季節、 オーガニックケアで快適に!
薬だけに頼らず、体質改善を!
花粉症の人にとっては不快な季節がやってきました。
今年のスギ花粉は九州や北陸、関東甲信、東北では例年並み、四国、中国、近畿、東海では例年より少ない見込みです。一方、北海道は例年より非常に多いとのこと。
今年も昨年に引き続きコロナの流行もあり、花粉症の人はくしゃみをするのも周りの目を気にしてしまったり、余計につらいですね。
でも即効性にひかれて、薬だけに頼るのも考えものです。 薬を飲むとすぐに楽にはなるけれど、飲み続けると体が本来持っている免疫力が低下するからです。 また薬は副作用も心配です。
花粉症の不快感もナチュラルケアで緩和しましょう
1.体の内側から花粉症ケア
●アレルギーを和らげ、体の中から強くするには、お茶がおすすめ
- 「杉茶」
この季節の花粉症は杉の花粉によるものですが、その杉の葉から作る「杉茶」。
「杉をもって杉を制す」というところでしょうか。杉の葉は、香気成分「セドロール」を含んでいます。森や山に行くと気持ちが落ち着いたり、深呼吸したくなったりしませんか?
それは、この「セドロール」などの木から発生する香気成分のおかげです。「セドロール」は、鎮静作用があり自律神経を整え、花粉症の症状も和らげてくれます。 - 「モリンガ茶」
栄養価が高いことで有名なモリンガ茶もおすすめです。
古くからアーユルヴェーダでも取り入れられている「モリンガ」。
「奇跡の木」と呼ばれ、スーパーフードとしても有名です。
モリンガにはミネラルやビタミンをはじめ、ギャバ、タンパク質、ポリフェノール、アミノ酸、食物繊維などがバランス良く含まれています。 ビタミンとしてはビタミンAやビタミンC、β-カロテン、ミネラルとしてはカルシウム、鉄、カリウムが豊富。ギャバは発芽玄米の約20倍、ポリフェノールは赤ワインの約8倍、食物繊維はゴボウの4倍ともいわれ、その栄養価は食用植物の中でも最も高いと言われているほどです。
さらに人間の体内では生成できない必須アミノ酸のリジン、ロイシン、スレオニン、バリンなども多く含んでおり、これらの必須アミノ酸は、体調を整えるために欠かせないものです。
モリンガ茶はモリンガの葉を焙煎したもの。栄養価が高く、免疫力UPにおすすめです。 - 「ハーブティー」
ハーブティーの中でも、特にエルダーフラワーのお茶がおすすめ。
アメリカの先住民族インディアンは、体質を強くし免疫力を高めるとしてエルダーフラワーティーを飲んでいました。
また、喉の炎症を緩和する効果もあり、花粉症や風邪のひき始めの症状を緩和してくれます。
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●マスクやお部屋にはナチュラルスプレーを
花粉症とコロナウィルス。どちらにしてもマスクが手離せなくなりました。 マスクの不快感を減らし、清潔に使用するためのマスク用スプレーがいろいろと販売されていますが、マスクにスプレーするということは常にその成分を吸い込むということ。 ぜひオーガニックの精油を使った安心安全なスプレーを使いましょう。 特にユーカリやペパーミントの精油は、呼吸器にいいと言われています。マスクにスプレーするほか、ルームスプレーとして使うのもおすすめです。
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●鼻や喉の不快感には
花粉症のとき、特につらい症状は、鼻づまりや喉の痛み。そうした症状におすすめなのがアマゾンの「聖なる樹木」と言われるコパイバマリマリ。コパイバマリマリの樹液は、粘膜に作用すると言われており、喉に1滴たらすとスッキリします。その他、インドのアーユルヴェーダでは、ナシヤオイルというオイルも粘膜に効くと言われています。鼻に直接つけるオイルですが、効果が出やすいのがうれしいオイルです。
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2.花粉症の季節のためのスキンケア
●かゆみを抑えるならカモマイル(カミツレ)やラベンダー
肌のかゆみには、カモマイル、ラベンダーなどのハーブエキスが入った化粧水がおすすめです。カモマイル(カミツレ)は敏感肌の人にもおすすめです。花粉の季節には特に肌が乾燥しているとかゆみが増すので、保湿効果のある入浴剤をいれてゆったりバスタイムを楽しむのもいいですね。入浴後にオーガニックオイルやバルサムを顔や体全体にのばしてしっかり保湿しましょう。
おすすめの化粧水
おすすめの入浴剤
おすすめの保湿剤
昔から伝えられてきた植物を活用するナチュラルケアは、症状の軽減だけでなく、根本的な体質改善としてもおすすめです。 ナチュラルケアを心がけ、体の内側からだけでなく、スキンケアも活用して、なるべく薬に頼らずにこの季節を乗り切りましょう!