ー中から外から、エイジングケア ー「生命の樹」モリンガパワーで美しく元気に

中から外から、エイジングケア
「生命の樹」モリンガパワーで美しく元気に

モリンガが「生命の樹」とも言われるわけは?

「モリンガ」とは、北インドなどを原産とする植物です。和名は「ワサビノキ」。

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは「300の病気を防ぐことができる有益な植物である」との記述もあるほど、モリンガを尊んでいます。

「生命の樹」という別名を持つモリンガ。その別名にふさわしく、「モリンガ」の素晴らしさは、なんといっても、その葉に含まれる栄養の豊富さにあります。

事実、植物中の含有栄養素の種類の多さ・豊富さ・バランスにおいて、世界を見渡しても類をみない「万能栄養食」であることが、最近の研究で報告されています。

葉にも植物性たんぱく質が含まれている!

「モリンガ」は、葉、花、実、茎、根、とすべて食べられるほど利用価値の高い植物です。 たいへん珍しく葉にも「植物性たんぱく質」が豊富に含まれています。それに加えて「脂質」、「炭水化物」など、3大栄養素の栄養分を含み、そのほかに12種類のビタミン、10種類のミネラル、9種類の必須アミノ酸と非必須アミノ酸、食物繊維、GABA、βカロチン、ポリフェノールなど、本当に驚くほどの栄養分を含んでいるのです。

とくに疲労回復に役立つBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などのアミノ酸も含まれているため、激しい肉体労働やスポーツをする人にもぜひ摂ってほしい食材として推奨されています。

ダイエットやエイジングケアとしても注目されている

モリンガには、腸内環境を整える働きがあるため、便通などで悩んでいる人にもおすすめです。すぐれたデトックス効果があるので、最近はダイエット食としても注目されています。その毒素排出効果は、化学物質が関与しているアレルギー予防にも役立ちます。 またモリンガの葉には、ポリフェノールなどの抗酸化成分が含まれているため、エイジング食材としても有効です。

たいへん興味深いのは、モリンガの木には、虫がよってこないと言われていること。それだけ抗菌力が高いことを示しており、常食することで体臭や口臭を無くす効果もあります。

さらにモリンガの魅力は、ただ栄養成分が豊富であるというだけではなく、リラックス効果もあること。それはアミノ酸やギャバが含まれているためで、ストレスやイライラを軽減して、精神を安定させてくれる働きもあるのです。

古代世界で重要視されていたモリンガオイル

モリンガの実からとれるモリンガシードオイル(ワサビノキ種子油)。搾りたてのオイルは透明に近い黄金色をしています。 モリンガシードオイルの美容の歴史は古く、紀元前にさかのぼり、そのオイルは、古代エジプトのアレキサンドリア、ギリシャ、古代ローマで香水の原料として、また肌の保護や医薬用として有用なオイルとして重要視されていました。

酸化しにくいモリンガシードオイル

モリンガシードオイルの最大の特徴は、酸化しにくいオイルであること。というのも酸化しやすい脂肪酸はほとんど含まれていないからです。

モリンガシードオイルには、オリーブオイルやツバキ油の主な成分として知られるオレイン酸が73.5%も含まれています。オレイン酸は不飽和脂肪酸の中ではもっとも酸化しにくい脂肪酸です。

そのほかモリンガシードオイルには、パルミチン酸・ステアリン酸・アラキジン酸・ベヘン酸など、酸化しにくい飽和脂肪酸が22%占めています。

モリンガオイルは、「オリーブオイルを超えるオイル」ともいわれ、オリーブオイルには含まれない有用な脂肪酸も含有しています。

肌のくすみをケアし、潤いが持続するエイジングオイル

酸化しにくいモリンガオイルは、食用だけではなく、美容にも使われてきました。

古来より肌に潤いを与え、乾燥から守るために重宝されてきたのです。

とくにベヘン酸は、モリンガオイルに含まれる独特の脂肪酸で肌に真珠のような光沢を与えてくれます。

モリンガシードオイルは、皮膚の不純物を取り除く、浄化作用の高いオイルなので、肌のくすみを取り除き、透明感のある肌へと導きます。刺激が少なくさらっとしているのに、乾きにくく潤いが持続するので、 乾燥肌にはうれしいオイルです。

保湿とくすみケアにすぐれたモリンガシードオイルは、まさに女性に嬉しい最高のエイジングケアオイルなのです。

「300の病気を防ぐことができる」とアーユルヴェーダで称賛されていたモリンガは、現代の科学的な研究分野においても、その有益さが次々と明らかにされています。知れば知るほど、まさにモリンガは「生命の樹」という別名が、決しておおげさではないことが実感できる奇跡のオイルなのです。