ハチミツパワーで体調も素肌ももっと元気に!
ハチミツはスキンケアとしてもおすすめ
花粉症改善にはハチミツを
4月は、春から夏へと変わり目の季節。
季節だけではなく、入学、就職など新たな人生の変わり目ですね。
不安定な気候、花粉症などとともにストレスも重なって、お肌も体調も揺らぎがちになります。こんなときにぜひ活用したいのがハチミツパワーです。
ハチミツは、花粉症の症状を和らげる働きがあることが最近の研究で報告されています。
ハチミツにはもともと微量の花粉が含まれているため、これがちょうどワクチンのような働きを発揮し、常時、摂り続けることによって、花粉症に対する免疫系の過剰反応が抑えられると言われています。
抗ヒスタミン薬の服用のような、一時的に症状を抑えるための対症療法とは異なり、アレルギー体質の改善を促す根本的な治療として有効とすすめている研究者もいます。
ミツバチが作り出すものは、昔から様々な健康法として世界各地で活用されてきました。ハチミツは、砂糖と異なり、数多くのビタミン類に富んでいるので、ヘルシーな甘味料と言えます。プロポリスは強力な抗菌力があることで有名ですし、またロイヤルゼリーは、長寿の妙薬として尊ばれてきました。
ただしハチミツは、高温にすると本来の成分が壊れてしまうため、低い温度で摂ることが必要です。
おすすめは、ヨーグルトにハチミツ。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の善玉細菌を増やしてくれるのでこれまた免疫力アップに役立ちます。
ハチミツとヨーグルトによって、ダブルの免疫力アップ効果が期待できます。
実際にこれを毎日、食べ続けたところ、翌年から花粉症の症状が消えたという人もいます。
喉のイガイガや疲れやすいときにも
喉が痛いとき、乾いて咳が出やすいときには、スプーン一杯のハチミツがおすすめ。ハチミツには、抗炎症作用や抗菌作用があるため、喉の不調の原因を取り除いてくれます。
疲れを癒すヒーリングドリンクの素材としてもハチミツは、力を発揮します。
ストレスや緊張も重なって疲れやすくなるこの季節には、ぜひハチミツで作る手作りジンジャーエールを作ってみてください。
ハチミツ・ジンジャーエールを作るときは、結晶化しないアカシアのハチミツがおすすめです。
体を軽やかにするハチミツ・ジンジャーエール
- アカシアハチミツ 150g
- 生姜 50g
- シナモンスティック 1本
ハチミツ・ジンジャーエールの作り方
- 生姜は薄くスライスし、シナモンスティックと一緒に、ハチミツに漬け込みます。
- 2週間ほどたったら、シナモンスティックと生姜を取り出せば、ハチミツ・ジンジャーシロップが出来上がります。保存容器に入れて冷蔵庫保存してください。
- グラスにクラッシュアイスを入れ、1のジンジャーシロップを入れて、炭酸水または水を入れ、よくかき混ぜます。ハチミツ・ジンジャーエールの出来上がりです。
スキンケアとしてもおすすめのハチミツパワー
ハチミツは、飲んだり食べたりするだけではなく、実はスキンケアとしても使うことができます。
とくに揺らぎ肌や乾燥肌が気になるときにぜひ試してみてください。
もっとも簡単な方法は、ただハチミツを顔に塗るだけのパックです。
そのまま10分から15分ほど、おいてから洗い流します。
このとき、石けんで洗う必要はありません。ハチミツそのものが粘性のある洗浄成分になり、毛穴の黒ずみもきれいにしてくます。パックの後、肌にしっとり感が出るのは、ハチミツが、肌の常在菌を増やしてくれる働きがあるからです。
お風呂に入る前に、顔に塗って、そのまま湯船に入っても大丈夫です。ハチミツが溶けてお風呂に入っても問題はありません。
最後にお風呂からあがる前に顔をぬるま湯で洗ってください。
塩ハチミツでくすみケアを
くすみをケアして透明感のある肌にしたいとき、昔から使われてきたのが、「塩ハチミツ」。
塩とハチミツを混ぜたものでパックをする美容法です。
まとめて作っておいても良いでしょう。
「塩ハチミツ」をまとめて作るっておく場合には、結晶化しないアカシアのハチミツがおすすめです。また塩は、化学塩ではなく、ミネラルが豊富な海水塩を使ってください。
塩ハチミツの作り方
約7回分- 有機アカシアハチミツ 100g
- 海水塩 50g
二つの材料をよく混ぜて、保存容器に入れて下さい。1回分は約大匙1杯ほどを顔に塗ってください。余った分は首に伸ばしてください。
これもお風呂に入る前にすると良いでしょう。
1か月ほど続けると、肌のくすみが消えて、一段明るい肌色になります。また鼻周りにできやすい粒粒の脂肪なども消えます。
ただし洗うときに、塩の粒が肌にとって刺激になるので、ごしごし洗いは禁物です。
喉やアレルギーケア、そして美容にと、様々な方面で活躍してくれるハチミツ。ぜひお気に入りのハチミツを常備しておきましょう!