夏のシャンプーには要注意！
合成界面活性剤フリーのシャンプーで健康なツヤ髪に

シャンプーでの洗いすぎは、頭皮にダメージ

汗をかく季節になりました。

汗をかくと、こまめにシャンプーをしたくなる人も多いのでは？

１日に２回も３回もシャンプーしていませんか？

１日に何度も髪を洗うのはいいのですが、その度にシャンプー剤をつけて洗う必要はありません。

汗を流すだけなら湯シャンで十分です。

特に合成界面活性剤配合のシャンプーを使っている人は、要注意です。

髪を洗う度に合成界面活性剤配合のシャンプーを使っていたら合成界面活性剤の「たんぱく質変成作用」により、髪の外側にあるキューティクルがなくなり、しだいに髪が細くなってしまいます。また同時に頭皮の乾燥も引き起こします。頭皮が乾燥していると紫外線によるダメージを受けやすく、更に抜け毛の原因に。

秋は抜け毛が多いと言われますが、こういった夏のシャンプーでの洗いすぎによる髪と頭皮へのダメージが影響しているからです。

見せかけのツヤに騙されないで！

「合成界面活性剤配合のシャンプーを使っても髪にハリやツヤがあるし、広告に出てくるモデルさんや女優さんの髪もツヤツヤ。」

こんなツヤ髪になりたい！　と広告を見て合成シャンプーを購入するわけですが、実は市販の合成シャンプーやコンディショナーには合成ポリマーが配合されています。

合成ポリマーがキューティクルの代わりに髪をビニールコーティングしてくれるので、シャンプーする度に髪はツヤツヤになります。しかしコーティングの下で髪は徐々に弱っていき、気づかないうちに細くなり、さらには抜けてしまうのです。

合成界面活性剤フリーのシャンプーで髪の健康を取り戻す

もし合成界面活性剤配合のシャンプーを使っているなら、シャンプーを見直しましょう。

オーガニックシャンプーは、合成界面活性剤ではなく、天然の洗浄成分を使っています。

石けんシャンプー、ハーブシャンプー、クレイシャンプー、また海藻のシャンプーなどがあり、髪の状態や質によって選べます。

合成界面活性剤配合のシャンプーに慣れていると、天然成分のシャンプーは多少使い勝手が悪いかもしれません。使い始めは驚くほど髪がきしむかもしれません。

でも少し我慢して使い続けてみてください。

髪がきしむのは、本来あるべき髪を守ってくれるキューティクルが、合成シャンプーによってなくなってしまっているからです。 合成界面活性剤フリーのシャンプーを使い続ければ、再びキューティクルが戻ってくるので、髪は本来のツヤを取り戻してくれます。

ハーブシャンプーを使ってみませんか？

ハーブシャンプーは、インドの伝統医学アーユルヴェーダのシャンプー。

洗浄成分は、シカカイやムクロジ（リタ）といった植物の実に含まれる天然の界面活性剤サポニンです。

アーユルヴェーダの考え方では、頭は人間の体で最も大切な場所とされ、髪や頭皮の健康を大切にしています。

インドには髪と頭皮の健康を保ってくれるハーブが数多くあります。

髪を染めるので有名なヘナもその一つ。ヘナは染めるだけでなくトリートメント効果もあります。

ヘナ以外にも、髪にツヤをあたえたり、強く太くしたり、うねりを改善したりする伝統的なハーブがあります。またリラックス効果があるハーブもあります。

このような髪を健康にする様々なハーブをすべて粉状にして、組み合わせて作られているのがハーブシャンプーです。ハーブシャンプーは洗浄作用と同時にトリートメント作用があるので、コンディショナーは不要です。だから髪を洗う時間もぐんと短縮されます。

キューティクルが取れてしまって傷んだ髪でも、石けんシャンプーより、きしまないので、石けんシャンプーをあきらめた人にも使いやすいと評判です。

その他の合成界面活性剤フリーのシャンプー

オーガニックシャンプーとしては石けんシャンプーの他、クレイや海藻を使ったシャンプーもおすすめです。

クレイシャンプーのクレイとは、地中深くに堆積した粘土層から採掘された泥の塊を乾燥させたもの。

ミネラル分が豊富で粒子が細かく、マイナスイオンを帯電しているので、汚れを吸着してくれ、しっとり滑らかに洗いあげます。クレイは顔やボディにも使えます。

また日本で昔から洗髪に利用されてきたのが海藻を粉にした「こんぶとふのり」です。海藻に含まれる繊維が汚れをしっかり吸着し、傷んだ髪と頭皮をケアしながら清潔さを保ってくれます。また豊富な栄養分やミネラル分が含まれているので、髪にコシが出て、艶やかさが増してきます。さらに髪だけではなく、頭皮にすり込むと抜けにくく丈夫な髪が育つようになります。

合成界面活性剤フリーのオーガニックシャンプーで健康な髪を取り戻しましょう！