オーガニックヘアケアで健康な艶髪を育む

合成染毛剤（ヘアダイ）は、髪と頭皮、そして体にとっても有害

薄毛や頭皮のダメージに悩む人が増え続けていますが、その大きな理由にひとつが、合成のヘアダイです。 合成の染毛剤は、髪の色を一度脱色して、つまり白髪にしたうえで染料を入れ込みます。ムラなく一定の色に染めるためですが、このために使われるのが、漂白剤の「過酸化水素」。「過酸化水素」は、細胞を酸化＝老化させる活性酸素のひとつです。ということは、ヘアダイをするたびに頭皮と髪を老化させているのです！！

さらなるヘアダイの深刻なダメージは、合成染毛剤です。合成染毛剤は、ジアミンという刺激の強い化学染料を使っており、髪を痛め、抜け毛の原因になるばかりか、頭皮の発疹や痒み、傷み、腫れなどのアレルギー症状を引き起こします。発がん性もあると言われており、体にも害のある物質です。

ヘアダイをしている間にも刺激の強い匂いと頭皮への刺激を感じ、あまり良くないかもと不安を持ちながら使い続けている方が多いのではないでしょうか？　

安心安全な白髪染めには、ヘナがおすすめ

髪や頭皮、そして体にとっても問題があるヘアダイ。近年、欧米ではそんなヘアダイを避けて、植物のヘナによって髪染めをする人が増え続けています。

ヘナは、インドのアーユルヴェーダ医学の中でも使われてきた薬草です。ミソハギ科の植物で、その葉には赤色色素のローソンというたんぱく質を赤く染める成分が含まれています。そのためヘナ100％で髪を染めると赤オレンジ色に染まりますが、ヘナにインディゴ（藍）を配合して、その配合量によって明るい茶から黒に白髪を染めることができます。

髪を太く丈夫にし、艶を与えてくれるヘナ

最近は、合成ヘアダイと合成シャンプーで細い髪に悩む人が多いのですが、嬉しいことに、初めてヘナ染めをした人でも、にわかに髪にボリュームと艶が出たように感じます。

それはヘナをすると、ヘナが髪の中に入るとともに表面をコーティングしてくれるからです。そのため、キューティクルが消失して細くなってしまった髪であっても、ヘナによってキューティクルを補ってくれるため、にわかに少し太くなったように見えるのです。

さらにヘナが優れているのは染めるだけでなくトリートメント効果が高いこともあります。ヘナ染めを続けていると、徐々に髪にキューティクルが蘇り、ハリやコシ、艶がある髪を育むことができるのです。

ヘナ染めした髪は、天然成分の洗浄成分と相性がいい！

せっかくヘナ染めに変えたのに、シャンプーやコンディショナーが合成成分では、髪の回復も遅くなってしまいます。また合成シャンプー類を使うと、ヘナの色も落ちやすくなってしまいます。

洗髪も、合成成分を一切配合していないオーガニックヘアケアで、健康な髪と頭皮を早く回復させましょう。

一般に販売されているシャンプー、コンディショナーには数多くの合成成分が配合されています。その代表が洗浄成分としての合成界面活性剤です。合成界面活性剤は、強い洗浄力があり髪や頭皮の油分を奪うだけではなく、「たんぱく質変性作用」により、髪のバリア機能であるキューティクルを溶かしてしまいます。キューティクルを失った髪は、細くハリのない弱々しい髪になっていくのです。

ヘナを長持ちさせるのは、石けんとハーブシャンプーです。