週1回のクレイパックで 肌色が明るくなる
日差しが気になりだしたこの季節。
肌のくすみや毛穴の黒ずみが気になりませんか?
そんな時におすすめなのがクレイパックです。
ミネラル豊富なクレイは、大地の贈り物
クレイとは長い年月をかけて蓄積された地中深くに眠る純度の高い泥を乾燥させた粘土鉱物です。
普通の泥に比べて粒子が非常に細かく、ミネラルが豊富です。
クレイの特徴は、高い吸着力です。粒子が微細なため毛穴の奥にまで入り込んで、汚れを吸着して落としてくれます。クレイは水を含むとマイナスイオンになり、余分な皮脂やくすみのもととなる古い角質、落としきれていない化粧汚れ、老廃物、また有害な化学物質などなどプラスイオンを帯びているものに磁石のように吸着する性質があります。
さらにクレイに含まれる豊富なミネラルが血行を促進してくれます。顔の血行がよくなることで、くすみが消え、肌が明るくなります。
クレイはpHが中性のため、刺激が少なく敏感肌に人にもおすすめです。ただし使いすぎると乾燥するので注意してください。パックなら1週間に1~2回。乾燥した冬なら2週間に1回くらいがおすすめです。毎日の洗顔に使うなら顔に伸ばして30秒以内でさっと洗い流してください。そして洗顔、パック後は必ずしっかり保湿してください。
クレイを正しく使って効果アップ!
クレイは使い方を間違えると、高い効果が得られません。
クレイにはいろいろな種類があり、産地によって色や特徴の違いがあります。
ここではモロッコ産のガスールクレイをご紹介します。
ガスールはもともと固形ですが、あらかじめ粉末にしたものもあります。
フェイスパックには固形タイプがおすすめ
固形タイプのガスールは、週1~2回のフェイスパックがおすすめです。
フェイスパックで毎日のお化粧で落としきれていなかったファンデーション汚れもすっきり落とし、毛穴のつまりを解消、ニキビができづらい肌環境に。また汚れをすっきり落とすことで、化粧水の浸透力がアップ。ワントーン明るい肌に。
パックにはガスールの固形タイプがおすすめですが、どうやって使えばいいかわからない人も多いのでは? 固形タイプの使い方とコツを紹介します。
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1.固形ガスールの溶かし方
1回10g(大きめのガスール6コ位)に対し 水大さじ1杯
容器にガスールを入れ、上から水をかけます。
そのまま触れずに3分ほど放置。ガスールが水を含み膨らみ始めます。ポイント1 クレイが水を含むのを待つ
ここでガスールが水を含むのを待たずに、無理やり混ぜてしまうと固まりなってしまい溶かし切ることができなくなり、効果が得られませんので注意してください。 そっと指を入れ、全部溶けていたらOK。溶けきれず残っていたら少量の水を足します。 固さはマヨネーズくらい。顔に塗って垂れてこない程度。
ポイント2 ハーバルウォーターを加える
ガスールを水で溶かす代わりに、ハーバルウォーターで溶かすのもおすすめです。ガスールは吸着力が高いので汚れは落ちますが肌が乾燥しがちに。水の代わりにオーガニックのハーバルウォーターで溶くことで保湿力もアップします。
2.フェイスパックの注意点
溶かしたクレイを目、口を避けて顔全体に均等に塗ります。
ポイント3 厚めに塗る
この時、なるべく厚めに塗るのがポイントです。薄く塗ってカリカリに乾いてしまうと吸着力がなくなります。 5分程度待ち、乾く前に洗い流します。
3.フェイスパックの後のお手入れ
ガスールはフェイスパックをすることで汚れを吸着しますが、水分も奪いますので、しっかり保湿しましょう。
化粧水をたっぷり肌に入れ、オイル、乳液、クリームなどで保湿します。
ガスールが肌の余分な汚れを取り除いてくれているため、化粧水が肌にグングン浸透、また毛穴もすっきり、肌がワントーン明るくなっているのが実感でいるはずです。
粉末ガスールで、体や髪の毛を洗う
粉末タイプは、簡単に溶かせるので、洗顔や洗髪、ボディ洗浄がおすすめです。
またミネラルが豊富に含まれているので入浴剤として使うと、湯上りの肌がすべすべに。お気に入りのエッセンシャルオイルを少し加えて、好きな香りに包まれてゆったりくつろぐのもおすすめです。
洗顔の場合
粉末ガスール5gを水10ml(大さじ2/3杯)で溶き、軽くぬらした顔にやさしくなじませ軽くマッサージした後、時間をおかずに洗い流します。強くこすると肌をキズつけてしまいますので注意してください。
洗髪の場合
毛穴の汚れもすっきり落とせてすっきり。ミネラル分が髪を健康に。
粉末ガスール12~24gを 水大さじ2~4杯で溶きます。ボディ洗浄の場合
粉末ガスール20g 水40ml大さじ(2杯強)
入浴剤の場合
粉末ガスール20g(大さじ2杯強)
大地の恵み、クレイを上手に使いこなして、健康な肌を手に入れましょう!