夏バテ対策はオーガニック食品で

夏バテ対策はオーガニック食品で

ミネラルやビタミン類が豊富なオーガニック食品

例年以上に日本列島は暑い夏になっています。

そんな夏には、何と言っても暑さ対策が最重要課題になります。

暑さに負けない体づくりにたよりになるのが、やはりオーガニック食品です。

その理由は、オーガニック食品には、化学物質が含まれていないことと、ミネラルやビタミンなどの栄養価が豊富なため、おのずと体調が整うからです。

この夏は、オーガニック食品でしっかり夏バテ対策をしませんか?

現在の食品の問題は、数多くの化学物質が使われていることです。

そのひとつが、食品添加物(=化学物質)。防腐剤や増粘剤や色をよくするための亜硝酸塩、合成色素、合成香料などなど、その多くが石油から合成された化学物質です。日本では約831種類の食品添加物の使用が許可されています。

もうひとつの食品に使われる化学物質とは、農薬や化学肥料です。こちらは微量と言われていますが、日本では、農産物に含まれる農薬の残留基準値が年々、あがってきていることも不安です。

またこの70年ほどの農産物を振り返ると、年々、栄養価が低い農産物になっていることが危惧されています。農薬や化学肥料の大量使用は大地を疲弊させてしまい、結果的に大地の砂漠化問題にもつながっています。

少しでもオーガニック食品を食卓に!

「農薬・化学肥料・食品添加物」が当たり前になってしまった現代の食品は、当然ながら私たちの体内に化学物質を蓄積します。その結果、免疫力が低下し、アレルギー、喘息、アトピー性皮膚炎などに悩む人が増え続けています。

さらに深刻な問題は、昨今の各種の癌の急増には化学物質が関わっていると言われています。

たしかにオーガニック食品は、少々高い傾向にありますが、それでも少しでも食卓に取り入れることには大きなメリットがあります。

  1. 1有機食品は、化学物質による体内汚染を避けられるので、様々な疾患や病気のリスクを抑えられる。
  2. 2有機農産物は、一般農産物に比べると、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なので、免疫システムの強化につながる。
  3. 3農薬を使わない農地を増やすことを応援し、土や水の汚染を少なくすることが出来る。
  4. 4有機農家を応援することによって持続可能な農業を支援することが出来る。

安心安全な調味料で体調を整えながら、もっとおいしく!

市場に出回っているオーガニック食品が少量であることや価格のことを考えると、すべて有機食品でまかなうのは、難しいかもしれませんね。

まずは毎日、使う「さしすせそ」の調味料だけを有機食品にこだわるだけでも健康と免疫力を守るためにおおいに役立ちます。

最近は、醤油や酢などの発酵調味料を短い時間で作る製造法が一般化していますが、それらは昔ながらの調味料と比べると、見た目は似ていても、栄養価的には低いものになっています。

その大きな理由は、発酵熟成期間が短いからです。

たとえば昔ながらの醤油は、1年から3年もかけて発酵熟成させています。醤油は、その長い発酵期間の間に、さまざまな有用菌が代謝によって豊富になり、それが腸内細菌を活性化し、免疫システムをサポートしてくれるのです。

つまり昔ながらの醤油や酢、塩は、ただ安心安全なだけではなく、豊富なミネラルや成分が含まれていることが大きな特徴です。

その豊富な栄養成分は、体調を整えてくれることに加えて、料理の味わいをいっそう深いものにしてくれます。きっと毎日、使う調味料をオーガニックなものに変えるだけで、周囲から「急に料理が上手になったね」と、嬉しい評価を得ることでしょう。

「オーガニック生活便」おすすめオーガニック調味料

「オーガニック生活便」では、いろいろなオーガニック調味料をお取り扱いしています。その中でも特におすすめの調味料をご紹介します。