植物のパワーでアフターサンケア
日差しで傷んだ肌は、植物のパワーで、早めのケアを
夏の強い日差しを浴びて、くすみやシミが気になりはじめませんか？
日差しや紫外線によって肌が乾燥すると、肌のキメが乱れて凹凸ができてしまうため、肌がくすんでみえるのです。乾燥を放っておくとターンオーバー機能が低下し、肌は更にくすんでしまいます。日差しを浴びた肌は、放っておかずに早めにスキンケアすることをおすすめします。
ただ注意したいのは、合成成分が配合された美白化粧品。くすみをとる、シミを薄くするとうたっていても、一時的に良くなったように見えても、使い続けるうちに合成成分の害によってかえって肌を傷めてしまいます。
植物の中には、日差しを浴びて傷んだ肌を修復するパワーを持ったものがあります。
例えば過剰にメラニン色素が増えてしまうのを抑えてくれる、ローズ、カンゾウ、ドクダミなど。
またターンオーバーを促してくれるシコン、ローズヒップなどなど。
植物の特色を知って、早めに傷んだ肌をケアしましょう。
肌のダメージに合わせたアフターサンケア
1顔全体が日焼けして赤くなっている
肌が軽いやけどを起こしています。こんなときは、まず冷やすことが大切です。冷たくしたタオルなどを肌に軽く当てて熱をとります。肌を十分に冷やした後は、炎症を抑える植物が配合されたローションパックがおすすめです。化粧水をたっぷりと含んだコットンを使って、ダメージを受けた肌に水分を補給しましょう。ローションパックでほてりがおさまったら、紫外線によって傷んだ肌を再生してくれる植物配合のクリームで荒れた肌をしっかりケアしましょう。
肌の炎症を抑える植物
オウバク、カンゾウ、ニワトコ、ラベンダー、アロエ、カミツレ
肌の再生を促す植物
シコン、ローズヒップ
ローションパックの方法
- 1水（精製水）でコットンをぬらします。
- 2ぬれたコットンに化粧水をたっぷりとつけます。
- 3顔全体にのせ、3分経ったら静かにはがします。 日焼け後の肌は水分が少なく、乾燥しています。ローションパックで肌に潤いを与えましょう。ほてりが落ち着くまで繰り返し行ってください。
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2日焼けによって顔全体がくすんでいる
メラニン色素が肌に定着しつつあります。メラニン色素の増殖を抑え、肌色を明るくしてくれる植物を配合した化粧水をたっぷり使いましょう。
肌色を明るくしてくれる植物
カンゾウ、トウキ、コメヌカ、ローズ、ヘチマ、ローズヒップ
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3夏の間にできてしまったシミ対策
一度できてしまったシミをすっかり消すというのは至難のわざ。
でも早めにケアして、肌のターンオーバーを促しましょう。また抗酸化力の高い植物を使うことによって、シミを薄くすることも。シミによっては、ほとんど目立たないまでにすることも可能なものもあります。最近はてっとり早いシミ抜きとして、合成の美白剤ハイドロキノンが使われていますが、肌の健康を損なう危険性があり、結果的に老化を促進してしまうことになります。素肌の健康のために、メラニン色素を薄くしてくれる植物が配合された美容液をおすすめします。シミの部分に美容液をつけて、人差し指でやさしくマッサージしてください。また潤いをキープしてくれる乳液、クリームでしっかり保湿することも忘れずに。
ターンオーバーを促し、シミのケアに適している植物
シコン、ハトムギ、カンゾウ、ドクダミ
