家の中もナチュラルケアで 安心安全な大掃除を!

家の中もナチュラルケアで
安心安全な大掃除を!

お掃除の洗剤、何を使っていますか?

1年の終わり、大掃除の季節ですね。

この時期、ドラッグストアなどでは、様々なお掃除グッズや洗剤が勢ぞろいします。

市販のお掃除の洗剤は、楽に簡単に汚れを落とすことを目的として、エタノールアミンなどの強力なアルカリ剤や、ラウリル硫酸Naなどの刺激が強い合成界面活性剤が配合されています。

そういった洗剤は肌も傷めるので、必ず手袋やマスクをして扱うように注意喚起されています。

しかし、いくらマスクをしても揮発性成分があるため、鼻や口からも吸い込む可能性があり、また使用後も部屋のあちこちに合成成分が残ってしまうこともあります。

お掃除をして見た目がきれいになっても、危険な成分を使ってのお掃除は家を化学物質で汚染してしまっている可能性があります。

化学物質できれいにする お掃除シート

床掃除、キッチン周りの拭き掃除、トイレ掃除などに便利なウェットシート。

除菌成分として、「塩化ベンザルコニウム」が配合されているものが多く出回っています。「塩化ベンザルコニウム」は、人の眼・皮膚・気道への刺激性が非常に強く、国際化学物質安全性カード(ICSC)で「環境中に放出しないよう強く勧告する」とされています。またPRTR法の515の化学物質リストにも入っています。

その他「パラベン」などの防腐剤、そして強い香りを放つ合成香料が配合されているものが多く、手軽で便利なので使ってしまいがちですが、きれいになるどころか、かえって床やキッチンを化学物質で汚染しているようなものです。

床ワックスに注意!

フローリングの床をピカピカにお掃除したい!とワックスを使う人も多いのでは?

しかし一般的な床ワックスは、石油合成成分から作られています。主成分は、塩ビ、エチレン、ウレタンなどで水溶性を持った合成樹脂原料から作られます。これらの成分は、乾く間に、揮発性有機溶剤を空気中に放出して、アレルギーなどの原因となります。また乾いた後も、チリやホコリとなって、少しずつそこに住む人たちのからだに取り込まれる不安があります。塩ビは、環境ホルモン性がある不安な成分として知られており、これもまたPRTR法の化学物質リストに入っています。床用のクリーナーもまた、合成界面活性剤や揮発性有機溶剤などを主成分としています。ということは、家をきれいにしているつもりが、反対に空気汚染という結果になりかねません。

お風呂カビ退治、カビ取り剤も危険!

お風呂掃除のとき、気になるカビ退治に使いがちなカビ取り剤。一般的なカビ取り剤は、次亜塩素酸などの塩素系成分でカビを分解するという製品です。

この成分は、低濃度でも鼻やのど、目に刺激を感じ、吸入すると肺水腫を起こすことがあるとされています。また酸性の洗剤と混じると、塩素ガスが発生して死に至ることもある危険な成分です。特にスプレータイプは、カビに向かってスプレーしても空気中に危険成分が漂ってしまい、不用意に吸い込んでしまう危険性があるので気をつけましょう。 カビ取り剤には、安全な酸素系漂白剤があります。塩素系のような強い刺激臭もなく無臭です。

重曹とクエン酸で安心安全な大掃除を

大掃除の洗剤としておすすめなのは、重曹とクエン酸。この2つを使いこなせば、たいがいの汚れは落とすことができます。

重曹は弱アルカリ性で、酸性の油汚れと中和反応を起こすことで汚れを分解します。

重曹スプレーを作っておくと便利です。作り方は、水100mlに重曹小さじ1杯の割合で重曹水を作りスプレーボトルに入れます。重曹スプレーは油汚れの他浴槽の皮脂汚れやシンクやキッチンの汚れに。

油汚れがひどいときは、噴きかけた後少し時間を置いてからふき取ります。またお湯に重曹を溶かしてつけ置き洗いも効果があります。

クエン酸は、酸性なのでお風呂やシンクの水垢や石けんカス、トイレの尿ハネなどなど水回りの汚れに。重曹と同じようにクエン酸スプレーを作ってお掃除すると便利です。

「オーガニック生活便」では、安心安全なお掃除洗剤をおすすめしています。

お掃除に大活躍
キッチンの油汚れに
床掃除に

  • グラノス(床・家具用ワックス&クリーナー) 250ml リボス

    「グラノス」は、環境先進国ドイツで生まれた製品で、クリーニングとワックスの二つが簡単にできるすぐれもの。原料は、カルナバワックス、ジャガイモとココナッツ、コーン胚芽、柑橘類など、天然成分で作られています。床の汚れをしっかりと落とし、床を天然成分でコーティングしてくれるので、住む人にとって安心安全。赤ちゃんやペットがいる家庭にはぜひとも使ってほしい製品です。

家具や革製品、金属などに
洗濯槽や排水溝の汚れに
漂白・カビ取りに