季節の変わり目、ミルク洗顔で揺らぎ肌改善

季節の変わり目、ミルク洗顔で揺らぎ肌改善

「洗いすぎ」が揺らぎ肌の原因に!

冬から春へ季節の変わり目、花粉症の影響もあって肌が揺らぎがちになります。

かさかさとした粉を吹いて乾燥したり、痒みや赤み、吹き出物が出たり……

4月は新たな生活のスタートの月にもなるので、なんとか肌を整えたい!

そんなときはぜひ洗顔方法を見直してください。

というのは、ほとんどの人が「洗いすぎ」によって、表皮にダメージを与えてしまっているからです。表皮のバリアが傷ついていたり、薄くなっているため、ちょっとした外界の刺激で肌が荒れてしまうのです。

洗顔フォームが肌の乾燥を悪化させているかも!

「洗いすぎ」になってしまうほとんどの原因は、通常の洗顔フォームの洗浄成分として合成界面活性剤が配合されているからです。

本来、表皮は少し硬い細胞なので、外界の刺激から肌を守ることが出来るのです。しかし合成界面活性剤配合の洗顔フォームを使っていると、「たんぱく質変性作用」によって、どんどん表皮のバリアが溶かされて薄くなり、ひどい場合には全く無くなっています。そうなると、表皮バリアのすぐ下にある柔らかな肌が外界にさらされてしまうこととなります。

その結果、ちょっとした刺激にも反応して、赤くなったり、痒くなったり、また花粉のようなものにも悪影響を受けやすくなります。

改善法はもちろん、本来の表皮バリアの厚さを取り戻すことです。

そのために洗顔は、合成界面活性剤ではなく、石けんが洗浄成分になっているものを使いましょう。というのは、石けんには「たんぱく質変性作用」がなく、表皮バリアを溶かす不安はないからです。

天然成分だけで作られたクレンジングで、ミルク洗顔を

とはいえ、表皮がほとんど消失している場合には、石けんでも刺激になることもあります。

そんなダメージ肌にぜひおすすめしたいのが、クレンジングによるミルク洗顔です。

ただし合成界面活性剤は、多くのクレンジングの乳化成分や洗浄成分としても使われているので要注意です。合成成分で作られたクレンジングのミルク洗顔はかえって危険です。

一般的なクレンジングに乳化剤として使われる合成界面活性剤には、たとえばイソステアリン酸PEG-10、PEG-20ソルビタンココエートなどがありますが、石油原料やまたは石油と植物双方を原料とした合成成分です。

ちなみに合成界面活性剤の成分名中によく出てくる「PEG」とは「ポリエチレングリコール」の略称で石油から作られた合成成分です。

「ミルク洗顔をおすすめ」と言っても、合成界面活性剤で乳化されたクレンジングでのミルク洗顔ではかえってダメージ肌を悪化させることとなります。

クレンジングでミルク洗顔をする場合は、天然成分の乳化剤を使い、そのほかの成分もまたナチュラルなものだけで作られたものを選んでください。

乳化成分は、遺伝子組み換えフリーのレシチン

ミルク洗顔のためのクレンジングの乳化成分は、大豆由来のレシチンなど、天然成分を使ったものを選んでください。

そのようなレシチンで乳化されているクレンジングとして、「アルテ オーガニッククレンジング」があり、ミルク洗顔としておすすめです。

その全成分は、以下の通りです。

全成分:水、ホホバ種子油、ブドウ種子油、カカオ脂、ガリカバラ花エキス、カミツレエキス、ドクダミエキス、スギナエキス、スイカズラエキス、カニナバラ果実エキス、ユキノシタエキス、ローカストビーンガム、レシチン、シロキクラゲ多糖体、ベントナイト、トコフェロール、エタノール、ゼラニウム油、ローズマリー油、ビターオレンジ葉/枝油、ラベンダー油、サリックスニグラ樹皮エキス、キハダ樹皮エキス、ハチミツ、ダイズ油、レウコノストック/ダイコン根発酵液、カンゾウ根エキス

全成分を見てわかるように、「アルテ オーガニッククレンジング」は、天然のレシチンによって乳化されているので、水で洗い流すことができ、肌を刺激しないミルク洗顔として使うことができます。

ちなみにレシチンの原料は大豆ですが、昨今は遺伝子組み換え大豆がレシチンの原料になっていることがほとんど。しかし「アルテ」では、遺伝子組み換えではない大豆から作ったレシチンを使用しています。

揺らぎ肌や乾燥肌から抜け出すために、朝、晩の洗顔はミルク洗顔にしてみましょう。適量を手に取り、顔全体にそっとのばし、ぬるま湯で洗い流します。洗いあがりは、肌がしっとりとします。

オーガニックメイクや皮脂汚れであれば、ミルク洗顔で十分落ちます。

一般的なメイク用品を使用している場合は、オーガニッククレンジングだけでは落ちにくいときもあるので、そのときには、クレンジングにアーモンドオイルやアプリコットオイルを少し混ぜると落ちやすくなります。

またメイクをしっかり落としたい場合には、オーガニッククレンジングの後、石けんベースのローズ洗顔フォームを使ってください。とくに肌の乾燥が気になるときには、ローズ洗顔フォームにオーガニッククレンジングを少し混ぜて使うと、洗いあがりにしっとり感が残ります。

オイリーと感じたときには、石けん洗顔をはさむ

オーガニッククレンジングによるミルク洗顔を続けているうちに、乾燥が和らぎ、肌が整ってくると、肌がオイリーになってくることもあります。そのように感じるときは、石けんで一度、洗顔してください。ただしあまりに丁寧すぎる洗顔は、乾燥肌に傾きかねないので避けましょう。

通常は、クレンジングミルク洗顔、肌の状態を見ながら何日かに一度、ローズ洗顔フォームなどの石けん洗顔を挟むという方法を続けてみてください。しだいに肌の乾燥や揺らぎが和らいで、じょじょに肌が整っていくことを実感するようになるでしょう。

「オーガニック生活便」おすすめ洗顔アイテム