話題の「ヘナ」を使ってみました!

話題の「ヘナ」を使ってみました!

天然成分100%の髪染め「ヘナ」

「ヘナ」はインド、西アジア、北アフリカなど熱帯地域の標高が高く水はけの良い土壌で育つ、ミソハギ科の植物です。葉を乾燥させ、粉末にしたものに水分を足してペースト状にし、染料として古代から利用されてきました。ヘナの葉にはローソンという赤/オレンジも色素が含まれているので、これを髪に塗ると、髪の毛を染めることができます。天然成分100%の髪染めです。ただ「ヘナ」は赤く染まるからと敬遠している方もいますが、「ヘナ」にインディゴ(藍)などのハーブを足して黒やブラウン系に染めることもできます。

「染める」だけではない「ヘナ」の「つやつや」パワー

日本では安心安全な毛染めとして有名な「ヘナ」ですが、インドや中近東では頭皮の余分な油分や汚れをデトックスしたり、髪にハリとツヤを与えるトリートメントとしても使われています。ヘナを使うとまず頭皮が健康になり、フケやかゆみが軽減されます。頭皮は顔の皮膚ともつながっているので、頭皮の健康は顔の肌にも影響し、顔色が明るくなったり肌の調子がよくなったりします。また髪をコーティングするので髪にハリとコシが出て、艶やかになります。

こんなにいいと言われる「ヘナ」ですが、なかなか使いだせない・・・という方も多いですよね。そこで初めてヘナを使った方の体験記をご紹介します。

「ヘナ」体験記

「ヘナ」使ってみました!
どんな色に染まるの?ヘナのにおいってどんな匂い?皮膚についたら皮膚も染まっちゃうの?自分で簡単にできるものなの?本当髪にハリやツヤがでるの?疑問だらけですが、思い切って「ヘナ」初体験です。

疑問だらけですが、思い切って「ヘナ」初体験です。

きれいな緑色の粉・・・まるで抹茶みたい

「ヘナ」の粉はまるで抹茶みたいで、香りも草の香りです。お湯でとくとちょっと草っぽい香りが強くなります。気になる人はラベンダー油、ローズマリー油などのエッセンシャルオイルを数滴たらすといいそうです。
お湯でといたペースト状の「ヘナ」をちょっとずつ手にとって、髪全体に塗って揉みこむ。「ヘナ」初心者は表示より少し多めがいいみたいです。
1時間おいて洗い流します。「ヘナ」は時間を置けば置くほどトリートメント効果が高く色も深くなるそうで、インドの方はこの状態で一晩寝てしまうそうです!

水分を含んだ「ヘナ」はちょっと重い!1時間おくと固まってきた感じがしますが、洗い流すと意外にさらさらと流れます。排水溝は大丈夫かと心配でしたが、あっという間に溶けて流れます。排水溝も「ヘナ」の効果でキレイになるとか。

髪から茶色い水がなくなるまで洗い流して終了。多少皮膚についてもすぐに拭き取ると皮膚も染まってしまうことはありませんでした。

たった一度の「ヘナ」で髪質が変わった!!

ドライヤーで乾かしてみると、髪にハリとボリュームが出たのがわかりました。髪がしっかりした感じ。そして明らかに髪がツヤやかに。

私は100%の「ヘナ」で染めたのですが、黒い髪の部分はちょっとだけ茶色がかった感じ。白髪の部分は暗めのオレンジに染まり、ちょっとメッシュっぽく、いい感じに染まりました。

染めたあと2日ぐらい「ヘナ」の香りが残りましたが、「ヘナ」独特の草っぽい自然な香りで私にとってはいやな香りではありませんでした。自分が香りを感じるだけで周りの人は感じないようです。

「ヘナ」をした後、後ろから私の髪を見た人が、「わっ!髪の流れ方が変わって、すごくきれいになりましたね!」との言葉。確かに触ってみると髪の手触り感がちがう!たった一度の「ヘナ」でこんなに変わるなんて!「ヘナ」のトリートメント効果はすごい!ということを実感しました。 

基本的な「ヘナ」の使い方

※メーカーによって使い方や注意事項がいろいろあるので、よく読んで使って下さい。

用意するもの

お湯(コーヒー、紅茶)
はかり
ボール 泡だて器やマドラーなどかき混ぜるもの
ビニールケープ(バスタオルなどでも可)
汚れてもいいタオル
ラップ、シャワーキャップ
ビニール手袋
肌に塗るオイル、クリーム

染め方
  1. 「ヘナ」をペースト状にする。
  2. 「ヘナ」を必要な分だけ、はかりで測ります。ボールにお風呂より少し熱めのお湯(暗めに染めたい方はコーヒーか紅茶でも可)を入れて、「ヘナ」を入れて泡だて器などで溶き、マヨネーズくらいの硬さのペーストを作ります。少しおいてなじませます。その間に下準備をします。

  3. 髪に塗る前の下準備
    • 髪の生え際に、オイルやクリームを塗ります。オイルを塗っておくと皮膚が染まりにくく、染まっても落ちやすくなります。
    • 床に新聞紙を床に敷き、首や肩によごれてもいいタオルを巻きます。(ビニールケープがあると便利です。)ビニール手袋をします。
  4. 「ヘナ」を髪に塗る
    • 髪を霧吹きで軽く濡らします。
    • 髪を少しずつ取りペーストを地肌から手でたっぷり塗ります。ハケを使ってもいいですが、ハケで「ヘナ」を伸ばさないよう気を付けます。あくまで髪に置く感じ。ペーストを塗った髪を頭頂部にまとめます。同じ要領で髪全体にペーストを塗ります。塗り終わったら地肌全体をもみ込みなじませます。

  5. 保湿して1時間待つ
  6. ペーストを塗った上から直に乾いたタオルを巻き、髪の毛に空気の層を作ります。タオルの上から保温性の高いキャップ(ラップを巻き付けてもOK)をかぶり、1時間待ちます。

  7. 洗い流す
  8. ペーストをシャワーでよく洗い流します。髪を乾かして完成です。 

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