このたび「マハラニ 石臼挽きヘナ」は、
JOCA推奨品マークを取得しました。
最高のヘナを届けたいという思いからスタート
『アートビーング』は、「インド最高品質のヘナの素晴らしさをそのまま日本に届けたい!」という、鈴木康之さんの熱い思いから始まったブランドです。
そんな思いを実現するために、毎年、鈴木さん自身が直接、インドのヘナの産地を訪れ、厳しい目で選んだヘナ製品のみを製造しています。
インドで最も質のいいヘナを選びぬく
『アートビーング』のブランド製品「マハラニ ヘナ」は、最高品質のヘナの産地として古来から有名なインド乾燥地帯、ラジャスタン・ソジャットで栽培されたものだけを原料としています。
この地方では、10月から3月頃まで、ヘナを採取することができますが、最初に収穫できる最高品質の「ファーストフレーバ」のみを使用しています。雨水と強い日差しのもとで育った「ファーストフレーバ」の特色は、葉肉が厚く、色素や養分が多いことです。
その後、「アートビーング」では、さらに実際に染毛テストを行い、色素の割合や働きを確認したり、重金属類の含有について検査するなどして、質がよく、かつ安全性が高いヘナを確認しています。
低温・石臼挽きのヘナは「マハラニ」だけ
『アートビーング』の製品の中でも、「石臼挽きヘナ」は、日本ではここだけが出しているものです。
アーユルヴェーダ経典に「ヘナの葉は石臼で挽く」と記載があります。石臼にこだわる理由は、60度から80度の低温で挽けるため、ヘナの成分が破壊されずに温存されると考えられています。
「石臼挽きヘナ」は染まりがよく、鮮度も良好です。ただし、「石臼挽きヘナ」は大変に手間がかかる製法のため、現時点で他では製品化されていません。
香りのいいヘナを届けるために
ヘナは空気と湿気、光で劣化し、酸化してしまう性質があります。その酸化は、ヘナ特有の臭みの原因となります。
『アートビーング』は、「石臼挽きヘナ」のほかにも、機械でパウダーにするヘナも作っていますが、「最高品質のヘナを届ける」ための工夫を惜しむことはありません。『アートビーング』の「マハラニ ヘナ」は、試行錯誤の結果、真空パックとアルミパックを採用して鮮度を保つ方法を選びました。
『アートビーング』では、できるだけ新鮮なままのヘナ製品を製造するために、ヘナの産地である乾燥地帯ラジャスタンに工場を作りました。農園や市場から直送させたヘナを、天日乾燥と清掃(不純物除去)工程を経て、独自に粉末化し、そのまま新鮮な状態で真空パックして空気と湿気から遮断、さらに、光透過性0%の肉厚アルミパックに封入して光を遮断しています。
手間をかけた包装の結果、ヘナを鮮度がよい状態で長期保存をすることができるようになり、さらに、薬品の混入、混ぜ物などの心配は一切なくなりました。
入念な包装を工夫することで、ヘナの香りがとてもいい状態で使う人に届きます。そのため、ほとんどの人が「ヘナの本当の香りはこんなに良かったの?」と驚くほどです。
「ヘナはただ白髪が染まればよいというものではなく、新しく保存状態のよいヘナを使うことで、快適なヘナタイムを楽しむことができるのです」と、鈴木さんは言います。
アーユルヴェーダで髪も素肌も美しく
「アートビーング」では、「マハラニ ヘナ」製品のほかに、伝統的なアーユルヴェーダの考え方に基づいたブランド製品「アタルバ」を作っています。
「アタルバ」は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」大学病院の研究者の協力を得て製品作りをしています。製品に使われるハーブは、この大学病院の製薬所である「アタルバ・アーユルヴェーダ・ファーマセティカル社」のものを使用しています。
この製薬所は、各種のインド伝来のハーブを独自の農園で栽培しています。
ここでは、無農薬栽培はもちろんのこと、収穫時や保存方法などにも配慮し、薬剤を一切使うことなく、新鮮で効果の高いハーブを届けることに努めています。
日本にいながら「アーユルヴェーダ」の知恵を体験してほしい
「アタルバ」の製品は、髪にハリやコシを与える「アムラ水」、肌を浄化してくれるクレイパックやローズパック、ハーバルスクラブ剤、華やかな花の香りのフレグランスなど、どれも「アーユルヴェーダ」の自然療法の素晴らしさを実感することができるものばかりです。
合成成分のスキンケアやヘアケア製品があふれている現代、「アートビーング」の製品は、伝統に裏づけられた自然なものこそが、美と健康を保つ最良の方法であることを思い出させ、そして実感させてくれることでしょう。
『アートビーング』開発者、鈴木康之さんのインタビュー
人にとっていいものを届けることが幸せの循環を作る
~ストレスを和らげてくれるヘナのリラックスタイムを楽しみませんか?~
ヘナ本来の目的は、美しい髪を育むこと
もともとインドでは、ヘナは、髪を染めるためのものではなく、美しい髪を育てるためのトリートメントが主な目的です。ですからインドでは、子供のときから定期的にヘナをするんです。そうするとその子が大人になったとき、癖のない、さらっとまっすぐな髪が育まれるんです。
インドの女性にとって、美しくつややかで黒い髪は、何より大切ものなんです。そういうわけでヘナは、インドでは白髪染めというより、美しい髪を育てる目的で、使われています。
ストレスを緩和するヘナのリラックス効果
僕自身は、ヘナを最初にしたのは、20代のとき。まだ学生でインドを旅していたときのことです。宿泊先の女性に初めてヘナを塗ってもらったんです。 そのときに忘れられないヘナ体験をしました。気持ちがとても静かになり、瞑想的で、とても深いリラックス感に包まれました。本当に感動的な体験でした。だから今も僕自身にとってのヘナの一番の目的は、リラックス感を得るためのものです。
貴重な石臼挽きのヘナを届けたい
いろいろと試した結果、深いリラックス効果を得るために、もっともいいのが、機械挽きのヘナではなく、石臼挽きだということがわかりました。今ではインドでも「石臼挽きヘナ」はほとんどないのですが、あえてそれにこだわって製品にしています。
実は現代人は、いろいろなストレスを抱えていつも頭が熱くなっているんですよ。ヘナは冷静のハーブで、塗ることで頭に涼しさを与え、全身をリラックスさせてくれます。だからこそ、髪を染めるヘナの時間は、長くて面倒という人もいますが、最高のリラックスタイムと考えてください。そしてぜひヘナタイムを楽しんでください。終わったあと、心もからだもすっきりと軽くなりますよ。
石臼挽きヘナは、JOCA推奨品マークを取得しました。
僕は、「人を幸せにしてくれる製品を届けるのが、最高にいい仕事だ」と思っているので、効率的な視点から離れて、この「石臼挽きヘナ」をお届けし続けています。
このたび、このヘナは、「日本オーガニックコスメ協会」の推奨品マークを取得しました。アジア地域に伝わる素晴らしい自然素材を通じて、天然成分100%のオーガニックコスメ基準がさらに広がるきっかけになれば嬉しいですね。