肌のハリを取り戻す！

神秘のハーブ、「イモーテル」

「不死」と名づけられたエイジングケアオイル

イモーテルは、ヨーロッパに多く生息している亜低木の植物です。

石だらけの荒れ地でも育ち、鮮やかな黄色の花は、乾燥させても色や形をそのまま保つことから、イモーテル（Immortelle＝不死）と名付けられました。

このイモーテルから採れる精油は、細胞を再生する作用に優れ、古くは、皮膚のあざを治すことや、傷の手当に用いられていました。
また「不死」を意味する名前にふさわしく、非常に高い抗酸化力を持っており、エイジングケアとしても愛用されてきました。

最近の研究では、コラーゲン生成を自然に増やして、皮膚をフリーラジカルから保護するというデータもあり、今注目のオイルです。
抗菌力も高いので、ニキビケアにも適しています。

心や体にポジティブエネルギーをくれるイモーテル

イモーテルの香りは、感情の滞りを無くしてくれるといわれ、感情をブロックしがちな人にいい精油です。固く閉ざされた心を解き放ち、オープンに、肯定的になるサポートをします。
また、過剰なストレスからの緊張を緩和させてくれます。
体の血液や気の流れをスムーズにしてくれます。気の滞りが原因で起こる、頭痛・筋肉痛・神経痛など、また、慢性的な咳や喘息にもいいと言われています。アレルギー症状の緩和にも役立ち、くしゃみ、湿疹をやわらげるとも言われています。

観賞用としても美しいイモーテル

イモーテルは、カレーの様な香りがすることから「カレーの木（カレープラント）」という名前もあります。美しいシルバーリーフと鮮やかな黄色の花が印象的で美しいハーブです。

ヘリクリサム（Helichrysum）」。ギリシャ語の「helios（太陽）」と「chrysos（金色）」という意味で、ドライフラワーにもなり、リースやポプリ、トピアリーにも利用されています。

またカレー原料ではありませんが、葉や茎にカレーの強い匂いをもつので、料理の香りづけなどに利用されます。

乾燥させても鮮やかな花色が褪せないことから「エバーラスティング（Everlasting＝永遠に続く）」。
生薬名は「エイキュウカ（永久花）」。
奇跡のような強いエネルギーのために、たくさんの名前で多くの国で愛されてきた植物です。