ローズが持つ甘く品のある香りは、魔法のようにうっとりと心をなごませる働きがあります。実際、ローズの香りは、「幸せホルモン」とも言われるオキシトシンの分泌を脳内で促してくれることが報告されています。
オキシトシンは、ストレスを緩和したり、気持ちをポジティブにする働きがあります。
合成香料のローズの香りは、単一の化学物質ですが、本物のローズの香りは、現在わかっている成分だけでも約600種類以上。シトロネロールやゲラニオール、ネラール、フェネチルアルコールなどが主な香り成分ですが、それらの成分には、それぞれ女性にとって嬉しい働きが詰め込まれています。
たとえばゲラニオールは、「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌を促してくれることがわかっています。ゲラニオールは、更年期障害、生理不順といった女性ホルモンの乱れからくる不調を和らげてくれるという報告も出ています。
ローズの香りは、不安やストレスを和らげるリラックス作用が知られています。
とくにローズの主な香り成分であるフェネチルアルコールには、強い抗不安作用が確認されており、不安からくる不眠にも効果的と言われています。
ネラールもまた心の緊張を取り除き、心を落ち着かせてくれる働きがあります。
不思議なことにローズの香りは、リラックス効果があるいっぽうで、認知症などに対しては覚醒作用を強めて記憶力を高める働きもあることも発見されています。
つまりローズの香りはその人にとってより良い精神状態へと導いてくれるのです。
調和がとれた幸せな気分は体調も良くするので、当然ながらそれが肌の美しさとなってあらわれます。ローズの香りをかぐだけで、幸せな気分になるだけでなく、さらに肌バリアの老化を抑え、ハリと艶まで与えてくれるのです。
「温」の性質を持つローズには、自律神経を整え、抑鬱とした気分を晴らしたりすることに加えて、素肌の美容効果にとっても力を発揮します。
そんな素晴らしいローズの様々な成分を、丸ごと体の中に取り入れる方法があります。ローズティーです。
中国で昔から飲まれてきたのが、高地で育てられた「マイカイカ茶」と呼ばれるローズティーです。濃い紫が特徴的で、薔薇ポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化作用にすぐれていることで知られています。
「マイカイカ茶」は、レモンやハチミツなどをブレンドすればさらにおいしく飲むことができます。
気分が沈んでいる時でも、ローズティーは、心に覆う暗い雲を吹き払い、いつしか若々しい華やかな気持ちへと誘い、生きる喜びを与えてくれます。
日々のローズティータイムは、心と体に調和をもたらし、幸せで健康な人生を応援してくれます。
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