ネパール原産の材料にこだわったクリームの特徴は、高い保湿力!
ネパールとインド、ブータンに分布するアカテツ科の樹木、『チウリの木』。
この『チウリ』の実の種子の中にある仁をすり潰して圧搾したのが『チウリバター』です。
『チウリモイスチャークリーム』は、この『チウリバター』とネパール産のアプリコットオイル、ミツロウだけで作られた、シンプルで、保湿力の高いクリームです。
チウリバター、アプリコットオイル、ミツロウ。いずれもネパールで採れる生命力にあふれた自然素材。野生に近い環境で育つため、農薬などは一切使用していません。
チウリバターはパルミチン酸が多く含まれており、粘性があるため、肌からの水分の蒸発を防ぐことで保湿効果を高め、肌を乾燥から守ります。次に多く含まれているオレイン酸は、人の肌(皮脂成分)にも存在するため肌なじみがよく、肌を保湿し乾燥から守ります。
また、含まれる微量成分には、抗炎症作用があるため肌の荒れを整えます。
そんな性質から、現地では、昔から水で荒れた手や足に保湿剤として使われてきました。
アプリコットのほのかな香り、濃厚な保湿感、
手の温度でスッとオイル状に溶けて肌になじみます
『チウリモイスチャークリーム』は、硬めのクリーム(バルサム)ですが、手の温度で温めるとスッとオイル状に溶けます。肌なじみがよく、長時間保湿効果が続き、うるおいを保ちながら肌本来の働きを助けます。オレイン酸を多く含むアプリコットオイルが肌の角質層に浸透しハリを与えます。
美容クリームとして、また、肘、膝、かかとなど乾燥の気になる部分にお使いください。
『チウリの木』はネパールの生活に根差す、大切な木
ネパールとインド、ブータンに分布するアカテツ科の樹木、『チウリの木』。
ネパール、中西部から南西部に位置する標高300~1,500mほどの、比較的標高の低い地域に植生します。樹高は10~15mで崖地に根をはり崖崩れを防ぐため、人々から大切にされています。
果実の時期は6~7月頃。径3~5cmほどで先端が髭のように伸びた丸い実を付けます。村人は木の下を通った時の甘い果実の香りで収穫期を判断します。収穫時期には木の上で熟した果肉を収穫しますが、果肉部分は白く、ビワとマンゴー、柿を合わせたような強い甘みがあります。
『チウリの木』は、ネパール国内でも560万本の実を付ける木があると言われています。村の日常生活の中では完熟の果実を皮を取り除きそのまま食べます。『チウリバター』でパンを揚げたり、豊かな果汁を利用して地酒を作ったり、『チウリ』にまつわる豊かな食文化があります。
ネパールの仏教寺院では、村人が協力しあってできた『チウリバター』を寺院内で神に捧げ灯すディオ(ランプ)等に使い、大ぶりな葉は、裂いて縫い合わせて皿にし、米、果物、花やヨモギなどを入れ、ティハールなどのお祭りでは美や豊穣、幸運を司るラクシュミに捧げます。
また、比較的堅い木は、家の柱や天井の梁などに利用され、果実だけでなく、葉や木材としてもこの地域の生活になくてはならないものです。
商品番号:
804003-01(40ml)
804003-02(7ml)