髪の本来のツヤを作ってくれているのは、透明な保護層であるキューティクルです。
しかし長年、合成シャンプーを使っていると、キューティクルが壊れてしまうので、つやのないパサパさした髪になってしまいます。
また合成のヘアカラーもキューティクルを壊してしまい、パサパサ髪にしてしまいます。
キューティクルを壊してしまう不安がない石鹸シャンプーに切り替えましょう。
すでにキューティクルを消失したパサパサ髪を早くつややかにしたいときには、ヘナパックをおすすめします。
ヘナは、キューティクルのように、天然の保護層になってくれます。
そのためヘナをした後は、髪がぐんとつややかになり、驚くことでしょう。
またクレイで洗髪するのもおすすめです。
クレイのミネラルが、髪にナチュラルなツヤを与えてくれます。

今や抜け毛や薄毛の悩みは、男性だけのものではなく、女性の間にも増えています。
原因は、やはり合成シャンプーです。合成シャンプーは、頭皮バリアを破壊してしまうので、髪が生えてくる毛根までも壊したり萎縮させてしまいます。
その結果、髪が抜けやすくなり、それがついに薄毛の悩みになっていきます。
頭皮を壊すことのない石鹸シャンプーに切り替えること。
石鹸シャンプーに変えると、ぐんと髪の抜ける量が減るはずです。
そして頭皮が健康になっていくにつれて、毛根が復活してくるので、薄かった髪も増えてきます。

頭皮のダメージがひどいために、石鹸シャンプーでも抜け毛がすぐには減らないことがあります。
この場合は、しばらくクレイで洗髪していくと、頭皮が整ってきて抜け毛が少なくなってきます。
その後、石鹸シャンプーに切り替えてください。

頭皮が荒れて痒みやダメージがひどい場合は、石鹸シャンプーも刺激になる場合があります。しばらくクレイで洗髪するのがいいでしょう。
また頭皮の痒みやフケを改善する植物が配合されたヘアオイルやヘアローションも併用することをすすめます。

赤みで悩んでいる人の肌は、じつは長年、使ってきた化粧品の原因であることも多いようです。
化粧品に含まれている合成界面活性剤のせいで、肌バリアが徐々に溶けて、
表皮が薄くなってしまっているのです。
そのため、表皮の下にある、毛細血管が透けて見えるのです。
このとき、肌の深いところにくすみやしみなどが沈んでいれば、
たんに赤いのではなく、「赤黒く」見えてしまうこともあります。
顔の赤みの改善ポイントは、とにかく薄くなってしまった表皮を、もとの正常な厚さに戻すことです。
そのために刺激のない洗顔方法にこだわり、
肌再生効果を助ける植物エキス（ヘチマ、ローズ、カモマイル）配合のコスメを使っていきます。
しっかりと天然成分１００％のスキンケアにこだわりながら、
あせらずに続けていくことで、素肌は本来の厚さに戻ることができるのです。

顔にニキビや吹き出物が出ているときは、「肌に余分なものが蓄積されているので、
それを出してしまいたい」という肌からの合図です。
思春期のニキビの場合は、アクネ菌が過剰に増えることが原因になります。
ニキビや吹き出物の改善としては、とにかく顔をさっぱりと清潔に保つこと。
ニキビや吹き出物が出ているときは、まずは石けん洗顔でさっぱりと洗い、
天然の抗菌効果やデトックス作用のある植物を配合した化粧水をつけてください。
その上からオイルやクリームは、塗らないほうが早く改善します。
ただし、シコンやニームのバルサム類は、抗菌効果が高いので、
ニキビや吹き出物に部分的に少量を使うのはおすすめです。
オーガニックコスメで、ニキビや吹き出物をケアすると、
肌に跡が残らずになめらかになるという利点があります。

毛穴の黒ずみは、合成成分が毛穴に沈着することによって起きます。
クレイでパックをすると、毛穴の汚れが吸着されて、じょじょに黒ずみが解消されていきます。
パックの後は、天然の美白作用があるドクダミやローズを配合された化粧水や美容液を使いましょう。
毛穴のひろがりは、一般化粧品に含まれる合成界面活性剤によって起きます。
毛穴周りのたんぱく質が、合成界面活性剤によって溶かされてしまうからです。
毛穴のひろがりは、茶エキスや月桃エキスなどで引き締めることができます。

シミやくすみをケアしてくれる植物としては、シコン、ドクダミ、ローズ、月桃、米ヌカなどがあります。
これらの植物は、肌を不自然に漂白するのではなく、
健全なターンオーバーによって、シミを排出し、くすんだ細胞層を外へと押し上げながら出していきます。
植物のパワーで内側から輝きのある、明るい肌を育むことができるのです。
肌のシミやくすみは、化粧品の合成成分が蓄積した結果なので、天然１００％のコスメにこだわってください。

日焼けした後のケアには、過剰なメラニン色素の蓄積を予防してくれる植物の力を活用してください。
そうした植物としては、ローズ、ドクダミ、カミツレなどがあります。
また赤くなってしまった肌には、潤い補給と炎症を鎮める植物を活用しましょう。
アロエ、オウバク、ラベンダー、シコン、アルガンオイル、モリンガなどが
日焼けによる炎症を素早く抑えてくれます。
それらの植物を含んだ化粧水でコットンパックをしたり、マスクをして、
じっくりと肌に有効成分を浸透させてください。