「オーガニックコスメ」とは
コスメの原料はほとんど石油から作られる
毎日、使う化粧品は、安心できるものを選びたいものですね。
じつは多くの肌トラブルは、毎日、使っている化粧品が原因になっています。この60年ほど前から、洗顔料、化粧水、クリーム、そしてメイク用品など、化粧品の主成分は、石油から作られた化学成分になってしまいました。化学成分が多く入った化粧品は、最初はいいようでも、長く使ううちに肌のバリアを壊し、乾燥肌やシミ・くすみという問題が出てきます。
化粧品は、パッケージや容器のデザインではなく、中身で、つまり成分を見て選ぶ必要があるのです。
石油ではなく、自然のものを使ったコスメが支持される
石油を使った化粧品による肌トラブルが急激に多くなってきたために、「化粧品も食品と同じように自然のものにこだわりたい」という消費者が増えてきました。
自然派コスメとは、植物などの天然成分を主体とした化粧品です。しかし天然成分を使っていても、その植物栽培に農薬や化学肥料が使われていると、これまた肌や環境に対して負担が出てきます。
そこで植物成分についても、理想はオーガニック栽培したものが望ましいという考えが支持されるようになり、「オーガニックコスメ」という言葉が出てきました。
安全という点から考えると、「100%天然成分100%オーガニック原料」が理想的な「オーガニックコスメ」です。
しかしまだまだ石油由来の化学成分を主体とした化粧品がほとんどというのが現状です。あるいは、パンフレットなどに「自然派」、「オーガニック」とうたう化粧品も増えていますが、残念ながら、天然成分と化学成分の混ざりものという製品が多いようです。
アイシス「オーガニック生活便」としては、まずは100%天然成分ということを基本に、できるかぎりオーガニック栽培原料を使った「オーガニックコスメ」を推奨していきます。同時に「100%天然成分100%オーガニック原料」という、理想的な「オーガニックコスメ」が多くなるように、各コスメメーカーにも働きかけていきたいと考えています。