2014年1月10日up
原発「NO」の国オーストリア、 アイシス・ウィーン支部より発信
ワイナリー「ニコライホフ」の女主人、クリスティーヌ・サースさん。ヨーロッパでもっとも早くから、 バイオダイナミック農法のブドウで ワインを作り始めた。
冷暖房は地熱、太陽光電力を活用するウィーンのエコホテル、「シュタットハレ(Stadthalle)」
豊かな森林を活用したバイオマスエネルギーにも力を入れている。
ウィーンのオーガニック専門スーパー「デンス.(Denns)」。店の中には新鮮なオーガニック野菜や果物がずらり!さすがヨーロッパ一番のオーガニック国です。
NGOアイシスガイアネットの
オーストリア・ウィーン支部が出来ました!
2013年の夏、アイシスはオーストリアを取材しました。オーストリアは、1978年に国民投票で原発エネルギーを使わないことを決め、以来、自然エネルギーに力を入れてきました。 またオーストリアのオーガニック農地の割合は20%と高く、ヨーロッパで一番です。
福島の原発事故は、ヨーロッパでは深刻に受け止められ、オーストリア隣国のドイツやイタリアなどでも、原発を使わない方向へと動き出しています。これまでアイシスは、「衣食住オーガニックライフ」を提案してきましたが、さらにもっと自然エネルギーを応援していきたいと考えました。
そのために今後、日本からだけではなく、反原発の国オーストリアからもオーガニック情報を伝えていきます。嬉しいことにアイシス・ウィーン支部として「自然エネルギー&オーガニックライフ」情報を送ってくれるメンバーも現れました。
これからも前向きで役にたつ情報をどんどんお届けして、明るい未来の形を提案していきますので、どうぞ宜しくお願いします。
アイシス・ウィーン支部からのご挨拶
こんにちは。
アイシスのウィーン支部のゼマンみのりです。
ウィーンに暮らし始めて5年目に入りました。
ウィーン人の旦那とミニチワワと3人で暮らしています。
今や世界的ニュースである福島原発事故・日本の原発再建の問題を機に、オーストリアは反原発国であることを知りました。アイシスの水上さんと出会い、オーストリアの日常にはオーガニック商品があふれていることに改めて気づきました。冷蔵庫をあけてみると、何も考えずに買っていたいくつかの食品がオーガニック製品のものでした。オーストリアの有機栽培地の割合は、ヨーロッパで一番というだけあって、普通のスーパーでも、オーガニック食品がたくさん並んでいます。
オーストリアは反原発国なので、水力や風力、太陽光、地熱、バイオマスなどの自然エネルギーの活用も盛んです。
現地の取材や身近な出来事などを通じて、皆さんにオーストリアのオーガニックや自然エネルギーについての情報をお伝えしていけたらなと思っています。オーガニックレストランやカフェ、オーガニックスーパー、有機栽培生産者、オーガニックワイン、有機農産物の市場、オーガニックなイベント、オーガニックコットン、森林保護、自然エネルギーの利用、反原発などなど、いろいろな分野の情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに。
またときには、私の可愛いミニチワワちゃんのために動物用のオーガニック商品についてもふれたいと思っています。
オーストリアからの記事が、日本の未来・地球環境保全のために少しでも役立つことを願っています。