天然の美容素材を
できるだけナチュラルなままに
月桃やチシマザサなど、国産の植物を使用。非加熱のヘチマ水などできるだけ人の手を加えない製造方法で、植物そのものの力を活かしています。
『ネオナチュラル』を立ち上げた高柳さんは、肌荒れに悩む女性が多いことに疑問をもったことから、天然素材100%の化粧品を手がけるようになりました。「今の化粧品がすすめるスキンケアは、皮脂を無理やりはがしては、顔の表面を人工の合成成分で覆うということを日常的に繰り返させているだけです。これでは、肌が本来もっている能力はどんどん下がってしまいます」。またほとんどのスキンケア用品には、いろいろな化学物質が保湿剤として使われ、合成界面活性剤も入っています。「いわゆる『お肌の曲がり角』というのも、加齢というよりも、化粧品の化学成分が大きな原因だと思います。なぜなら同じ年齢の男性のほうがずっと問題のない肌を保っているわけですから」。
高柳さんは、「スキンケアの主役は化粧品ではなく、自分の皮脂」と考えています。『ネオナチュラル』のスキンケア製品は、肌を覆うのではなく、皮膚が皮脂を分泌する機能を応援することを目的としています。
高柳さんは、肌にいい美容素材を求めて、全国各地を訪れ、熱を加えない生のへちま水や沖縄の月桃水、良質の蜂蜜、無農薬ハーブを見つけました。すばらしい生産者との出会いを大切にしながら、天然の美容素材をできるだけナチュラルなままに、肌に届けることを目指して、さまざまなスキンケア用品を作り続けています。